秋田県は、不名誉にも全国1、2位を争う低所得県。追い打ちをかけるように「経済不況」。なぜ、いまこの時期に建築?と思われるかもしれません。
私の父親は、秋田で20年以上建築の仕事に携わっていました。
その父を超えることは正直困難だと自覚はしていますが、そんな父の背中を見て育った私にとって「家づくり」とは、私に課せられた「責任」とも言うべき深い想いが宿っています。
学生時代はラグビーに没頭し、都内の大学在学中のころ、そのとき初めて世の中を知ることができました。またそれと同時に外から秋田を感じた時に心が決まりました。
私がこれから秋田で「建築業界」に携わらなければならない意義のようなものを。
生まれ育った秋田という場所に生き、その風土を知った秋田人として、秋田の皆様に納得した家を提供できる人物は私たちしかいないのではないだろうか。
この不況と言われる時代に無謀と言われるかもしれません。
ただ、どんな景気になろうが、秋田を少しでも元気にしていくのが、我々の役目であり、我々に課せられた「責任」として、これからも末永く秋田で家を建て続けて行きたいと思っています。